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2016年に観た映画

※ イタリック体 で書かれているものは劇場にて観賞 1月 - 聖者の眠る街 - スミス都へ行く - パーフェクト・ブルー - パプリカ - 東京ゴッド・ファーザー - 千年女優 - 地上最大のショウ - 白鯨との闘い - シーズンズ 2万年の地球旅行 - ブリッジ・オブ・スパイ 2月 - オデッセイ - π - シックス・センス - 世界の果ての通学路 - 剱岳 点の記 - 春を背負って - イニシエーション・ラブ - ラブ&ピース - マルコヴィッチの穴 - IT FOLLOWS - A FILM ABOUT COFFEE - 八日目の蝉 - THE HATEFUL 8 3月 - ダークナイト - 思い出のマーニー - MAD MAX 怒りのデス・ロード - ブレイブ・ハート - マイ・インターン - 南極料理人 - ビッグ・リボウスキ - ピース・オブ・ケイク - 龍三と七人の子分たち 4月 - 黒猫・白猫 - ジプシーのとき - 鉄男 - アリゾナ・ドリーム - ポテチ -  男はつらいよ - アンダーグラウンド 5月 - アイアムアヒーロー - スポットライト 世紀のスクープ - レヴェナント:蘇えりし者 - 紀子の食卓 6月 - ディクテーター 身元不明でニューヨーク - AKIRA - ミッドナイト・イン・パリ - 椿三十郎 - アウトレイジ・ビヨンド - 人狼 JIN-ROH - ロブスター 7月 - 風の谷のナウシカ - ファンタスティック・プラネット - 仁義なき戦い - バベットの晩餐会 - 燃えよNINJA - あの頃ペニー・レインと - LOVE - 帰ってきたヒトラー 8月 - シン・ゴジラ - わたしに会うまでの1600キロ - 26世紀青年 - フレンチアルプスで起きたこと - 座頭市物語 - 新・座頭市物語 - アメリ - 蜘蛛巣城 - デモンズ - 君の名は。 9月 - 時をかける少女(アニメ) - ゾンビ - 続・座頭市物語 - 悲しみの忘れ方 - JOY DIVISION - EIGHT DAYS A WEEK - A HARD DAY'S NIGHT 10月 - ブルース・ブラザーズ - ゼロ・グラヴィティ - イエスタデイ 11月 - pk - インフェルノ - ダ・ヴィンチ・コード - 天使と悪魔 - かもめ食堂 ...

FUJI ROCK FESTIVAL'16 初日参加レポ

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先週の金曜日(7月22日)にフジロックフェスティバルへ行ってきたので,そのレポを備忘録を兼ねて書こう.もっと早く書けばよかったのだが,いろいろやることがあって後回しにしてたら1週間がたってしまった.具体的なことは忘れてしまっているかもしれないが,覚えている範囲で書くつもりだ. --------------------------------------- 21日(木) 昨年,念願のフジロックに初参加し,感動的な音楽体験をしたことは未だに忘れられない思い出である(  FUJI ROCK FESTIVAL'15 参加レポ  ).もちろん今年も苗場で素敵な音楽を浴びたいという気持ちは強く抱いていたものの,結局この時点ではチケットを購入していなかった.理由は2つあり,経済的にきつかったから(やはりフジロックのチケットは学生にとって高価だ)と,いろいろとやらなければならないことがあったからである.とはいえ,今年はあのSigur Rosが来るではないか!私は苗場の地で大自然に囲まれながら聴くSigur Rosを想像しては,これは行かない手はないだろう,とも思っていた.何度も繰り返し見ては感動した,あのHoppipollaの動画のような光景をこの目で見ることができるだろうと思うと胸がどきどきした. まさしく理性と本能が楽しくシーソー遊びをしているかのように,私の頭はぐらぐら揺らいでいた.幸か不幸か,この日の夜「アメトーーク」があり,フジロックを前に「夏フェス芸人」というテーマで日本の4大フェス(といってもほとんどフジロックの紹介のようなものだったが)を取り上げた内容が放送された.これを見てしまったら行きたくなるに決まっている.IMALUが言った,1時間でも時間に余裕が出来たら苗場に行きます,という一言がアッパーパンチのように私の頭に突き刺さった.行くか行かないか悩むのも疲れてきて,気づいたら黄金のまどろみの中だった. 22日(金) 朝7時に目覚めた.しまった,と思った.今から苗場に向かったのでは遅い.しかし,諦めようにも諦めきれなかった.目が覚めて「しまった」と思った瞬間から,私の頭では本能が理性を打ち負かし,完全に苗場の頭になっていたのだ.今日行かなかったらこの先ずっと後悔するだろうと思ったのだ.幸い初日の当日券は販売されているよう...

”Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER”宮城公演に参加して思ったこと

Perfume 6th ツアー「Cosmic Explorer」宮城公演(2days)に参加したので,その感想を書くことにする.今回の公演場所はセキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ21)であるが,Perfumeがここでライヴをするのは「ぐるんぐるん」ツアー以来2年ぶりである. -Day1- 開演1時間前に会場に到着したが,会場は賑やかで,(もう見慣れた風景だが)メンバーのコスをした女性も大勢いた.グッズを買おうと思ったが,物販列があまりに長かったので,買う気をなくしてしまった(結局今回のツアーグッズは現段階で何も買ってない…汗).開演1時間前に会場に入った.私の席はスタンドだった.私が仙台に来てからというもの,Perfume宮城公演では常にアリーナ席に当選していたので,これには心底がっかりした(しかし,今思えば会場のセット全体を見渡せるいい席だった).会場のセットなどを書いてしまうとネタバレ(注1)と言われてしまうだろうからここでは具体的には書かないが,斬新で壮大であっと驚くCOSMICなセットであったことは間違いない(アホっぽい感想でごめんなさい).開演時間が迫るに従い会場のボルテージは高まり,みんなの気持ちが一体となるのがわかった.楽曲についてはネタバレとなるので触れないが,アルバム曲がほとんどだった.1日目はMCが長いことが気になった.メンバーにとっては久しぶりの全国ツアーなので,気持ちが昂ぶっているのは理解できるが,内輪ネタをだらだらと見せられてはファンクラブ会員の私でさえストレスを感じた.ファンによってライヴに求めるものが異なるのが難しいところではあるが,少なくとも私は,パッと登場してパッと演じてパッと捌けるようなライヴが理想的だと思っているので,今日のようなライヴは少々苦痛でもあった. しかし一方,今回のMCでは,3人の口から嬉しい言葉を聞くこともできた.3人は仙台が好きなようで,広島よりも頻繁に「帰っている」かもしれないと言っていたのが印象的だった.3人はインディーズの頃から仙台に来ているため,一つの故郷のような感覚なのだろう.これには嬉しい限りだ.また,昨日はオフの日だったようで,仙台で自由に過ごしたらしいがその話が面白かった.かしゆかは仙台にいる友達とランチへ行った後,「なっが〜い商店街」にあるApple Storeへ行き,装着するだけで数...

Perfumeの6thアルバム『Cosmic Explorer』を聴いた感想

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先日,Perfumeの新アルバム『Cosmic Explorer』がリリースされた.待ちに待ったアルバムである.一通り聴いてみて出てきた感想は,「最高」というものだった.Perfume史上最高にポップなアルバム『GAME』に匹敵するアルバムがようやく出てきたか,と思った.しかし,周りのPerfumeファンの反応を見ていると,ほとんどが高評価をしているものの,なかにはイマイチだと思っている人もいるようだ.わかりきったことだが,完全に万人受けする作品というのは有り得ない.ということで,イマイチだと思っている人に少しでもこのアルバムの魅力を伝えられるよう個人的なレビューを書いていこうと思う. - Navigate まずアルバムは「Navigate」で幕を開ける.歌詞なしの,ひたすらピコピコしているだけの曲だが,なんとなく荘厳さも醸し出していて「これから大気圏を脱出しようとしている」感があって良い.曲が終わると,次の曲までの間,数秒間の沈黙がある.この張り詰めた時間がとても良い. - Cosmic Explorer そして爆発したかのように次の曲「Cosmic Explorer」が壮大に始まる.今までのPerfumeにはなかった曲だ.わかりやすい曲で,曲名の通り,聴いていると頭の中に広大な宇宙の光景が浮かび上がる.この感じ,なんだろう,Team Meの「Riding My Bicycle」に似ている.というか,アルバム『Cosmic Explorer』の持つ世界観は,Team Meのアルバム『To The Treetops!』のそれに似ていると思う.04:00周辺で3人が「ウーウウーウウーウウーウウー」と歌うところが好み. - Miracle Worker 前の曲に引き続き,この曲も基本的にウーウーウーウー歌うもの.「What should I do」という歌詞が印象的.このフレーズだけ聴くとcapsuleの「What do you want to do」を思い出してしまう.「Miracle Worker」はなかなかのスルメ曲だと認識した.間奏がとにかく良い.私は「透明人間」の間奏がかなり好きなのだが,あれに似ている.ライヴで演ったら盛り上がりそう. - Next Stage with YOU メルセデスベンツのCMでおなじみの曲.CMの尺...

帰省ついでにがっつり観光(3)〜秩父編〜

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帰省ついでにがっつり観光(2)〜行田編〜 の続き.最終日の3日目は,秩父の聖神社,秩父神社,三峯神社を訪れたので,その感想について書くことにする(ほとんどは自分の日記から転載).  3日目の今日は,朝9時前に家を出発してバイクで”大都会”秩父へ出かけた. 吉高由里子出演する西武鉄道のCMの影響からか,はたまた,某アニメの舞台になった影響からか,最近秩父の人気が上昇している気がする.そんな中で,考えてみれば私はろくに秩父を観光したことがなかった.去年の正月に長瀞アルプスを登った際,ついでに宝登山神社を参拝したことはあったが,秩父三社のうちの他の2社へは参拝したことがなかった.ということで,今日は他の2社,即ち,秩父神社と三峯神社へ参拝することをメインに観光することにした.実家から秩父までのルートは,山道とも里道とも言い難い,田舎道を通ってゆくものだ.交通量が少なく,気持ち良く走ることができた.  1時間ほどすると,秩父市黒谷へ着き,「銭神様」の御利益があるという聖神社を参拝した.その昔,この地で採れた銅を京へ献上していたが,その銅を用いて和同開珎が作られたという.そのため,この地は日本最初の流通貨幣発祥の地と言っても過言でないのである. 聖神社を参拝してから近くにある和銅露天掘り跡へ行った.沢沿いの崖に黒く窪んだ跡があり,そこが露天掘り跡らしかったが,少々分かりにくかった.近くには和同開珎の大きなモニュメントが建ててあった.このモニュメントは例のCMにも出てくるので,少し興奮した. その後,近くの美の山にあるという堀坑跡と和銅精錬所跡を見にいくことにした. しかし,この場所がわかりにくく,(観光案内板には載っているものの)殆ど観光客は訪れることがない場所のようだった.現地の人2人に聞いてようやく散策路の入り口を見つけることができた.精錬所跡は入り口から距離にして700mほど歩いて下ったところにあり,想像以上に高低差があったので,行き(下り)は良かったものの,帰り(登り)に苦労して背中に汗をびっしょりかいてしまった.堀坑跡は山の中に掘られた大きな穴で,穴周辺は異様な雰囲気を出していた.穴に向かって「やっほー」と叫んでみると自分の声が共鳴して聞こえた.穴がどこまで掘られているのか,入って確かめたい気持ちがあったが,怖...