FUJI ROCK FESTIVAL'16 初日参加レポ
先週の金曜日(7月22日)にフジロックフェスティバルへ行ってきたので,そのレポを備忘録を兼ねて書こう.もっと早く書けばよかったのだが,いろいろやることがあって後回しにしてたら1週間がたってしまった.具体的なことは忘れてしまっているかもしれないが,覚えている範囲で書くつもりだ.
21日(木)
昨年,念願のフジロックに初参加し,感動的な音楽体験をしたことは未だに忘れられない思い出である( FUJI ROCK FESTIVAL'15 参加レポ ).もちろん今年も苗場で素敵な音楽を浴びたいという気持ちは強く抱いていたものの,結局この時点ではチケットを購入していなかった.理由は2つあり,経済的にきつかったから(やはりフジロックのチケットは学生にとって高価だ)と,いろいろとやらなければならないことがあったからである.とはいえ,今年はあのSigur Rosが来るではないか!私は苗場の地で大自然に囲まれながら聴くSigur Rosを想像しては,これは行かない手はないだろう,とも思っていた.何度も繰り返し見ては感動した,あのHoppipollaの動画のような光景をこの目で見ることができるだろうと思うと胸がどきどきした.
まさしく理性と本能が楽しくシーソー遊びをしているかのように,私の頭はぐらぐら揺らいでいた.幸か不幸か,この日の夜「アメトーーク」があり,フジロックを前に「夏フェス芸人」というテーマで日本の4大フェス(といってもほとんどフジロックの紹介のようなものだったが)を取り上げた内容が放送された.これを見てしまったら行きたくなるに決まっている.IMALUが言った,1時間でも時間に余裕が出来たら苗場に行きます,という一言がアッパーパンチのように私の頭に突き刺さった.行くか行かないか悩むのも疲れてきて,気づいたら黄金のまどろみの中だった.
22日(金)
朝7時に目覚めた.しまった,と思った.今から苗場に向かったのでは遅い.しかし,諦めようにも諦めきれなかった.目が覚めて「しまった」と思った瞬間から,私の頭では本能が理性を打ち負かし,完全に苗場の頭になっていたのだ.今日行かなかったらこの先ずっと後悔するだろうと思ったのだ.幸い初日の当日券は販売されているようだったので,急いで身支度をして苗場に向かってバイクで走り出した.一夜にして人をここまで動かす...これぞフジの魔力と言えよう.仙台から越後湯沢までは高速道路を使って5時間ほどで着いた.これほど長距離・長時間にわたって高速道路を走行したことはなかったので,いい経験になったし,かつて抱いていた高速道路への恐怖心もなくなった.フジロックは参加するまでの過程でさえも人を成長させるのだ.湯沢に到着してからはお馴染みの健康ランドでひとっ風呂浴びた.ベタついていた肌もすっきりし,気分もリフレッシュできたところで再びバイクに跨り,国道17号線「三国街道」を苗場スキー場まで走った.目に入る光景が昨年と変わらず,懐かしい気持ちでいっぱいになった.途中歩道橋に掛けられたフジロックの横断幕を見,嗚呼...来てしまった...と胸がいっぱいになった.14時過ぎに会場に到着した.昨年はバイクを駐輪場へ無料で駐車できたのだが,今年は1000円払わないといけないシステムになっていた.これは改悪である.急いで当日券を購入し,ゲートの中へ入った.今年からはリストバンドにはICが埋め込まれていて手首をセンサにかざすことで入場できるようになった.これは改良である.
まず真っ先にグリーンステージへ向かった.Jake Buggの出番が迫っていた.急いでいる身にとってはやはりエントランスゲートからグリーンステージまでの距離すら遠く感じる.開演5分前くらいにグリーンステージに到着した.椅子に座りながら観たかったが,椅子を取り出している時間も椅子を置く場所を探す時間もなく,結局ステージ前で立ち見をした.幸い,空は雲が多く,日差しが強くなかった上に,時折やさしく吹く風も心地よかった.私は「Jake Buggが好きか嫌いか」と訊かれたら,間違いなく「好きだ」と答える.とはいえ,真面目に彼の音楽を聴いたのはデビューアルバムの1枚目だけで,2nd以降は購入はしたものの殆ど聴いていない状態である.デビューアルバムに収録されている曲を演ってくれたら嬉しいなぁ,くらいに思っていた.が,1曲目の「Slumville Sunrise」(2ndアルバム収録)から私は魅了されてしまった.これがかなり良かったのだ.生で聴くと,いかに彼の音楽が"聴かせる音楽"かがわかる.陽気な天気の中,苗場の山に彼の独特な声と気持ちの良いギターの音色が響き渡る...最高であった.Jake Buggはこうして見ると可愛い顔をしている.そのくせ曲が終わるとキリンの一番搾りをいっちょまえに飲む姿がなんとも微笑ましかった.私の大好きな曲「Seen It All」も演ってくれたので大満足だった.欲を言えば,ハンモックに寝転がりながら聴きたかった....
Jake Bugg終演後はホワイトステージに移った.フジの良いところは移動中も様々な飾りやアートが私たちの目を楽しませてくれるところである.
---------------------------------------
昨年,念願のフジロックに初参加し,感動的な音楽体験をしたことは未だに忘れられない思い出である( FUJI ROCK FESTIVAL'15 参加レポ ).もちろん今年も苗場で素敵な音楽を浴びたいという気持ちは強く抱いていたものの,結局この時点ではチケットを購入していなかった.理由は2つあり,経済的にきつかったから(やはりフジロックのチケットは学生にとって高価だ)と,いろいろとやらなければならないことがあったからである.とはいえ,今年はあのSigur Rosが来るではないか!私は苗場の地で大自然に囲まれながら聴くSigur Rosを想像しては,これは行かない手はないだろう,とも思っていた.何度も繰り返し見ては感動した,あのHoppipollaの動画のような光景をこの目で見ることができるだろうと思うと胸がどきどきした.
まさしく理性と本能が楽しくシーソー遊びをしているかのように,私の頭はぐらぐら揺らいでいた.幸か不幸か,この日の夜「アメトーーク」があり,フジロックを前に「夏フェス芸人」というテーマで日本の4大フェス(といってもほとんどフジロックの紹介のようなものだったが)を取り上げた内容が放送された.これを見てしまったら行きたくなるに決まっている.IMALUが言った,1時間でも時間に余裕が出来たら苗場に行きます,という一言がアッパーパンチのように私の頭に突き刺さった.行くか行かないか悩むのも疲れてきて,気づいたら黄金のまどろみの中だった.
22日(金)
朝7時に目覚めた.しまった,と思った.今から苗場に向かったのでは遅い.しかし,諦めようにも諦めきれなかった.目が覚めて「しまった」と思った瞬間から,私の頭では本能が理性を打ち負かし,完全に苗場の頭になっていたのだ.今日行かなかったらこの先ずっと後悔するだろうと思ったのだ.幸い初日の当日券は販売されているようだったので,急いで身支度をして苗場に向かってバイクで走り出した.一夜にして人をここまで動かす...これぞフジの魔力と言えよう.仙台から越後湯沢までは高速道路を使って5時間ほどで着いた.これほど長距離・長時間にわたって高速道路を走行したことはなかったので,いい経験になったし,かつて抱いていた高速道路への恐怖心もなくなった.フジロックは参加するまでの過程でさえも人を成長させるのだ.湯沢に到着してからはお馴染みの健康ランドでひとっ風呂浴びた.ベタついていた肌もすっきりし,気分もリフレッシュできたところで再びバイクに跨り,国道17号線「三国街道」を苗場スキー場まで走った.目に入る光景が昨年と変わらず,懐かしい気持ちでいっぱいになった.途中歩道橋に掛けられたフジロックの横断幕を見,嗚呼...来てしまった...と胸がいっぱいになった.14時過ぎに会場に到着した.昨年はバイクを駐輪場へ無料で駐車できたのだが,今年は1000円払わないといけないシステムになっていた.これは改悪である.急いで当日券を購入し,ゲートの中へ入った.今年からはリストバンドにはICが埋め込まれていて手首をセンサにかざすことで入場できるようになった.これは改良である.
まず真っ先にグリーンステージへ向かった.Jake Buggの出番が迫っていた.急いでいる身にとってはやはりエントランスゲートからグリーンステージまでの距離すら遠く感じる.開演5分前くらいにグリーンステージに到着した.椅子に座りながら観たかったが,椅子を取り出している時間も椅子を置く場所を探す時間もなく,結局ステージ前で立ち見をした.幸い,空は雲が多く,日差しが強くなかった上に,時折やさしく吹く風も心地よかった.私は「Jake Buggが好きか嫌いか」と訊かれたら,間違いなく「好きだ」と答える.とはいえ,真面目に彼の音楽を聴いたのはデビューアルバムの1枚目だけで,2nd以降は購入はしたものの殆ど聴いていない状態である.デビューアルバムに収録されている曲を演ってくれたら嬉しいなぁ,くらいに思っていた.が,1曲目の「Slumville Sunrise」(2ndアルバム収録)から私は魅了されてしまった.これがかなり良かったのだ.生で聴くと,いかに彼の音楽が"聴かせる音楽"かがわかる.陽気な天気の中,苗場の山に彼の独特な声と気持ちの良いギターの音色が響き渡る...最高であった.Jake Buggはこうして見ると可愛い顔をしている.そのくせ曲が終わるとキリンの一番搾りをいっちょまえに飲む姿がなんとも微笑ましかった.私の大好きな曲「Seen It All」も演ってくれたので大満足だった.欲を言えば,ハンモックに寝転がりながら聴きたかった....
Jake Bugg終演後はホワイトステージに移った.フジの良いところは移動中も様々な飾りやアートが私たちの目を楽しませてくれるところである.
ホワイトステージでは後方で椅子に座りながらThe Internetを観た.グループ名とビジュアルのカッコ良さから前から気になっていたグループだ.が,彼らの音楽は正直あまりハマらなかった.とはいえ,多くの人が「良いアクトだった!」と褒めていたので,私が魅力に気づいていないだけであるのだ.MCが元気良すぎて「Mother f**ck」という単語を連呼していたのはツボだった.
The Internetを観終わるとお腹が減ってきて,オアシスに向かった.途中グリーンステージを経由するので,そちらの様子を見てみると,巨大スクリーンに八代亜紀がアップで映っていて「舟唄」を歌っていた.飲んでいた水を噴き出しそうになった.自分が苗場にいることを忘れかけた瞬間である(汗)通りすがりの輩が「巨乳!巨乳!」と言っていてさらに噴き出しそうになった....流石に「雨の慕情」は歌わなかったのだろう,と思っていたが...歌ったのね...苗場で「雨雨降れ降れ,もっと降れ」って,その光景見たら絶対笑ってただろうな.八代亜紀はRoute17 Rock'n'Roll Orchestraの一員として出演していた.面白そうなので最後まで観ることにした.ChaboがRCサクセションの「君が僕を知ってる」を演ったが,これはグッときた.
オアシスでは苗場プリンスカレー(?)と五平餅を食べた.美味しかった.フェス飯はどれを食べても美味しいし,いろいろ食べてみたいのだが,総じて金額が高い上に量が少ないので,気を付けないとあっという間に札が飛んで行ってしまうのだ(汗)私は昨年も今回も1人での参加だったが,1人でいることに寂しさを感じる唯一の時間が食事の時間である.だから食事の時間は決まって,オアシスで繰りひろげられる大道芸を見ながら食事をする.この大道芸が結構楽しかったりするのだ.
18時半を過ぎた頃には辺りも薄暗くなり始めた.私はグリーンステージで椅子に座り,ハイネケンを飲みながらJames Blakeを観た.規則的に体に伝わる電子音の振動と彼のどこか寂しげな透き通った歌声が調和して苗場に響き渡っていた.大自然に囲まれたこの大きなステージで一人黙々と電子音を打ち鳴らす姿を見たら,痺れずにはいられない.実は私は今までまともにJames Blakeを聴いてこなかったのだが,これを機に彼のアルバムを借りてきた.既にデビューアルバムの素晴らしさに魅了されまくりの日々を送っている.
James Blake終演後は,この日のトリ,Sigur Rosのアクトまで1時間ほど空きがあったが,場所取りのため私はずっとグリーンステージで待機していた.待機しながら,この日に日本版が配信されて話題になっていたPokemon GOをスマホにインストールしたりしていた.そんなことをしているとSigur Rosの開演時間もいよいよ迫ってきて,「Pokemon GOよりも,Jonsi GOだ!!」と...(苦笑)
既に辺りは真っ暗で,気温も急に下がり上着を着ないと厳しいような肌寒さであった.そんな時,真っ暗闇の中に優しく火が灯り,徐々にその火が大きくなるかのように,彼らの音楽が鳴り始めた.静まりかえった苗場の山に,優しく切なげなヨンシーの歌声が響く.冷えた空気が静かに震える.ふとした瞬間の静寂が美しい.彼らの音楽は静寂を際立たせるためにある,と誰かが呟いていたが,全くその通りだと思った.音楽もさることながら,スクリーンに映し出される映像美にも息を飲んだ.その映像は音楽と調和しながら時に自然美を思わせ,時に生命の胎動を思わせた.静かに耳を傾けていると,心が浄化され,じわじわと感動が襲ってきた.感動の水位は時々刻々と上昇していき,やがて目頭から溢れてきた.Sigur Rosを前に,私たちは生まれた頃の姿に還っていた.日々頭を悩ませる様々な問題や人間関係など,どうでもいいと思えてきて,無我の境地に達したような感覚を抱いた.ああ,素晴らしい.この世界は素晴らしい!終始鳥肌が立っていた.ふと私は彼らの音楽に耳を傾けながら苗場の山々に目を遣った.彼らの美しい音楽に苗場の山とそこに生きる生命たちも喜んでいるに違いないと思ったからだ.が,残念!真っ暗で山の形をした影しか見えなかった….こんな真っ暗の中だったら苗場もひたちなか海浜公園もQVCマリーンフィールドも変わらないような気がする.理想的には明け方の朝焼けか,夕方の夕焼けをバックに彼らを観たかった!とはいえ,グリーンステージ全体が感動に包まれたのは事実である.後半に差し掛かると,一転して激しい曲調の曲が続き,Sigur Rosの新たな一面を垣間見た気がした.
終演後はメンバー全員出てきて拍手喝采を浴びる中,深々とお辞儀をしていたのが印象的だった.結局最後まで私の大好きな「Hoppipolla」は演ってくれなかったが,今度観るときのお楽しみにとっておこうじゃあないか!とにかく多幸感でいっぱいだった.
Sigur Ros終演後は,余韻を噛みしめながらPokemon GOで遊んだ.フシギダネをゲットした.できれば可愛い女の子もゲットしたかったが,そうするにはモンスターボールでは効力が弱かった.小腹が空いてきたので,ところ天国で煮干しラーメンを食した.フジのフェス飯にはハズレはない.川辺で休憩していると,ホワイトステージのほうからDisclosureの音が聴こえてきて,耳を傾けていたのだが,これがなかなか楽しい.こんなアゲアゲの音楽を演られたら踊り狂うこと間違いなしである.
Disclosureが終わり,ホワイトステージ周辺が静かになった頃,ところ天国で富士映劇を観た.真夜中に野外で観る映画はなんとも新鮮だった.この日放映された作品は『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花』(この作品は寅さんのテーマソングを渥美清以外の人物が歌っている唯一の作品らしい.その人物とは八代亜紀a.k.a我らの巨乳!である)と『FUJIROCKERS(前編)』の2本だった.最初はくいつくように観ていたものの,次第に眠気が襲ってきて気づけば椅子の上で眠っていた.
23日(土)
それから夜が明けるまではRookie a go goのステージでThe Taupeというバンドを観たり,レッドマーキーでOliver Heldensの流す爆音クラブミュージックを聴きながらうたた寝して過ごした.朝4時,空も白んできたので帰ることにした.エントランスゲートを出るとき,充実感と寂しさが一緒にやってきた.ああ,またドラゴンドラに乗れなかった,来年こそは乗ろう,そんなことを考えながらバイクの上で荷物をまとめていると,アークティック・モンキーズのTシャツを着たおじさんが後ろに立っていて「バイクで来たんですか?」と話しかけてきた.「バイクでフジロック,いいですねぇ」という話に始まり,今年のフジロックの出演バンドの話,フランツ・フェルディナンドのニックが脱退した話,ローゼズの来日公演が中止になった話,クーラ・シェイカーの来日公演が控えている話,川遊びが楽しいという話などをした.音楽の趣味が似ていて話していて楽しかった.「僕の分までクーラ・シェイカー楽しんできてくださいね」と言ってお別れした.
帰る前に汗を洗い流したかったので,24時間営業の三国峠温泉 本陣を利用した.入浴料が1000円(タオル付き)と高かったものの,きれいで景観の良い温泉だったので満足である.帰りは下道で仙台まで帰った.昨年は9時間近くかかったのを覚えているが,今回はナビをフル活用し,ほぼノンストップで帰ってきたので,7時間半という驚異の自己ベストを記録することができた.下道で7時間半なら来年以降も頑張れそうである.
---------------------------------------
後日,研究室の後輩にフジロックに行ってきたことを話すと,その後輩はタイムテーブルを見ながら「SuchmosとD.A.N.も出てたんですね」と驚いていた.その後輩は邦楽のバンドに詳しく,実際に両バンドのファンでこの前仙台で行われたSuchmosとD.A.N.の対バンにも参加したことがあるという.「音源あげますよ」と,両バンドの音源データを送ってくれた.私はそれなりに両バンドが気に入ったが,中でもD.A.N.の「Zidane」という曲に魅了された.夏の夜中に聴いたらさぞかし気持ちいいだろうなと思える曲で,どうやらライヴなどではこの曲のアウトロを延々と続けたりするそうで想像しただけでも最高である.タイムテーブルを見返してみると,SuchmosはJake Buggと被っており,D.A.N.はDisclosureと被っていた.Jake Buggは外せなかったので仕方ないが,D.A.N.は観れたかなと思う.まぁいずれにせよ,今まで知らなかったバンドを知ることができて嬉しい限りであるし,まだまだ自分の知らないところに素晴らしいバンドがいるということを考えると夢が膨らんだ.
フジロックは今年で20周年ということであったが,そんな節目の年にSigur Rosという素晴らしいバンドを苗場の地で観ることができて本当に良かった.昨年も書いたが,大自然の山の中で自分の大好きな音楽を大音量で体に浴びるという体験はあまりに非日常的で,何回も行きたくなるほど魅力的である.今年はテントでキャンプすることができず残念だったが,やはりテント泊もフジの醍醐味の一つだと感じた(今回感じたわずかばかりの物足りなさは,おそらくテント泊できなかったことによるものだと考えている).フジロックには,フェスティバルの域を超えた楽しさがある.今回の参加で私は仙台から苗場までのバイクでの往復移動自体さえも密かに楽しんでいることに気がついた.正直遠くて体力的に辛いが,フジロックが近場で開催されたら「フジロックに行った」という実感とこれほどの充実感は抱けないだろう.不便なことを楽しむ心の余裕と便利なことへの感謝を思い出させてくれるフジロック,あぁ,すでに来年の今頃が待ち遠しい!
コメント
コメントを投稿