What'll it take to make you people dance?

おばんです。
久々の更新。

8月は院試勉強でドタバタしており、なかなか更新する余裕もなければ書く内容もなかった。
無事?院試も終わり、一段落ついています。

今日は床屋に行って髪を切ってもらい、(少し早いが)頭に秋を感じている。
ここで問題が起きる。
床屋で聞き覚えのある曲が流れている。
間違いなく私のiPodにも入っており、間違いなく「好き」の部類に入る曲である。
しかしどうしたことか、名前が思い出せない。
どう頑張っても、思い出せない。
こういうことは、以前にも何回かある。
こんなに悔しいことはない。
iPodにはたくさんの曲が詰め込んであるんだけれど、その殆どの曲は入っているだけで実は「知らない(認知していない)」曲なのではないか、と悲しくなる。

気になりだしたら止まらない。
どうしてもそれが誰の何という曲なのか知りたいという欲求が込み上げてくる。
もう躍起になって「それっぽい」曲を再生し、これじゃない、これでもない、、と調べ上げる始末。
結局見つかった。
Graham Coxonの「What'll it take」だった。
しかも、おかしなことに、以前はどうでもいいと思っていた曲までも、こういう体験の後では特別な曲のように思えてしまうのである。
この先その曲に関しては、忘れることもなくなるだろう。


さて、話は変わるが、先ほどTSUTAYAで借りてきた『Stand by me』を観た。
映画を観終って、ほろりと優しい涙が頬を伝った。
何故傑作と呼ばれるのか分かった。
子どもたちは時間の経過とともに成長し、いつかは大人になる。
しかし、時間というのは恐ろしいもので、人々の価値観を変えてしまう。
子どもの頃に遊んだ友達とは、いつの間にか疎遠になり、気づいた頃には互いの間には壁が出来てしまっている。
これは誰しもが経験していることだろう。
あの頃の友達関係はピュアだった。
大人になってからあのような関係を築こうと思うと、知らず知らずのうちに自己のうちに形成されてしまった価値観(地位や損得勘定や偏見など)が邪魔してなかなか難しいのではないか?
今思い返すと、子ども時代は黄金のきらめきであり、またあの頃に戻りたいと思ってしまうのであった。

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