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ワシントンD.C.を歩く(その4)

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先週1週間,所用でワシントンD.C.に滞在しました. 今回は,その時に隙間時間で見に行った観光名所などをレポートしていきたいと思います.( その3 の続きです) Nirvanaの代表作「Smells Like Teen Spirit」をBGMにご覧ください. この日はホテルからすぐ近くにある,海兵隊戦争記念碑に向かいました. 想像していたよりも大きい海兵隊戦争記念碑(硫黄島記念碑) 想像以上の大きさに興奮です. 出発する前に日本で『父親たちの星条旗』を予習したので,個人的にホットなスポット,とでもいいますか,感慨深いものがありましたね. 別角度から この像は,ピューリッツァー賞(写真部門)を受賞した「硫黄島の星条旗」という写真を元にモニュメント化したものです. 一見の価値ありです. 日本を発つ前に『父親たちの星条旗』観ておいて良かったァ〜〜〜!!! 映画を観ると,いろいろな隠れた秘密がわかりますよ. 静かに訪問者を受け入れる,アーリントン国立墓地 続いて,アーリントン国立墓地に向かいました. 海兵隊戦争記念碑の隣に位置する,広大な墓地です. 入り口で入念にボディチェック・持ち物検査を受けて敷地に入りました. ジョン・F・ケネディの墓 国立墓地は小高い丘担っており,その頂上にはジョン・F・ケネディが眠っております. ジョンの隣に眠る,ジャクリーン・ケネディの墓 隣には,妻,ジャクリーンも眠っております. ケネディ夫妻の眠る墓の真正面にはリンカーン記念館が望める 丘の頂上からの眺めは良好です. ポトマック川を挟んだ向こう側に位置するリンカーン記念館が,意外と近くに感じられます. 想像していたよりも大きいワシントン大聖堂 最後に訪れたのは,ワシントン大聖堂です. ジョージタウンのさらに北側に位置するので,中心部からは外れますが,想像以上の大きさと荘厳な佇まいに来て良かったと思いました. 世界最後のバロック建築だそう この大聖堂は,セオドア・ルーズベルト大統領時代に建設が始められ,ブッシュ大統領時代に完成したらしいです. 意外と最近なんですねぇ. 郊外にあるけど,来て良かったと感動する ステンドグラスが...

ワシントンD.C.を歩く(その3)

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先週1週間,所用でワシントンD.C.に滞在しました. 今回は,その時に隙間時間で見に行った観光名所などをレポートしていきたいと思います.( その2 の続きです) The Strokesの「Someday」をBGMにご覧ください. さて,この日はワシントンD.C.の中心部に位置し,観光名所も詰まったThe Mallの付近をぶらぶら観光することにしました. 初めに向かったのは国立公文書館. アメリカ独立宣言,アメリカ合衆国憲法,権利章典,独立解放宣言書などの歴史的価値のある記録文書のオリジナルが見れてしまうんですねぇ〜. 国立公文書館(政府閉鎖のため閉館中) とても綺麗で荘厳な外観です. ご覧の通り,昨日の雪がそこそこ積もっています. 白い雪と石壁が大空の下に映え,星条旗がゆったりと揺れる様は絵になります. しかし,ここで悲しい事実が.... なんと政府閉鎖のために,閉館中だったのです(ガーン...). 政府閉鎖という言葉と概念は,日本人からするとあまり馴染みがないのですが,要するに,米国議会で与野党が対立して予算案が成立しなかった場合に,憲法に基づいて政府機関が閉鎖されることです. 今回はトランプ大統領の新法案「国境の壁」の件で与野党が対立しているようです. 国立の美術館や博物館など,国から経済的支援を受けている機関は全て閉鎖されてしまうのです. 今回は所用の合間を縫っての観光なので,あまり文句を言える立場でもないのですが,とはいえ,これはツイてない...あまりにツイてない.... しかも,今回の政府閉鎖は史上最長だそうで...いやぁ,ツイてない.... そんな訳で,ここをスルーし,次の目的地,ナショナル・ギャラリーへ向かいます. ナショナル・ギャラリー(政府閉鎖のため閉館中) もしかしたら,国立公文書館だけが閉鎖されてるのかも? という淡い期待を抱きながら,ナショナル・ギャラリーにやってきました. フェルメールの作品群や印象派の画家たちの作品を所蔵していることで有名です. 蹴りたくなる憎き掲示板 ガーン... 砕け散る私の儚い願い. この看板を見た私は完全に吹っ切れたのです. おそらく,国立と名のつくあらゆる博物館・美術館,それとスミソニアン財団の博物館・美術館...

ワシントンD.C.を歩く(その2)

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先週1週間,所用でワシントンD.C.に滞在しました. 今回は,その時に隙間時間で見に行った観光名所などをレポートしていきたいと思います.( その1 の続きです) The Orwellsの代表作「Who Needs You」をBGMにご覧ください. さて,雪の降る中,悲惨な思いをしながら,バスと地下鉄を利用してワシントンD.C.中心部まで来ることができました. ワシントンD.C.の地下鉄,通称,メトロ. 見るのも乗るのも初めてだけど,かっこいい...! ワシントンD.C.を走る地下鉄,メトロ この歪んだ六角形みたいな形が,近未来的というか,遊園地の乗り物的というか,なんともワクワクさせるのです(ブレブレですみません笑). 車内も広くて,日本の電車内のような窮屈さが感じられないところが素晴らしい! このメトロ,5分くらいの間隔で走っているし,かなり使い勝手が良いです. 切符も存在せず,SmarTripというICカード(日本で言うところのSuica)にお金をチャージして改札にタッチするだけ! 地下鉄のエスカレータは,感動を抱くほど長くて急勾配 地下鉄のホームから改札まではエスカレータで移動するのですが,長くて急勾配なエスカレータが多くの駅で見られます. 立ったまま乗っていると改札まで3分も経過してしまう,なんてザラです. この 土合駅 感! 今回泊まったホテルのシングルルーム(ベッドはキングサイズ!) 今回泊まったホテルの部屋です. 実は今回泊まったホテルは,D.C.内ではありません. ポトマック川を挟んだ向かい側のRosslynにある某ホテルです. D.C.内のホテルに比べて格段に安く,キングサイズのベッドのあるシングルルームに,6-7k円/1泊で泊まれてしまうのです(バス,トイレ,冷蔵庫,テレビ,ソファ,勉強机付き). このホテルを見つけた自分を褒めてあげたい...笑 さて,いよいよ次回は観光の様子をレポートします. ( その3 に続く)

ワシントンD.C.を歩く(その1)

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先週1週間,所用でワシントンD.C.に滞在しました. 今回は,その時に隙間時間で見に行った観光名所などをレポートしていきたいと思います. The White Stripesの「Seven Nation Army」をBGMにご覧ください. 私にとっては初めてのUSA. これまでに,カナダ,ドイツ,スイス,イギリス,アイルランド,(あと一応,UAE...笑)と訪れてきましたが,USAは今回が初めてで,しかも今までには感じ得なかった緊張感みたいなものがありました. 理由は大きく3つありました. 一つは,銃社会であること. 調べによると,今回滞在するワシントンD.C.は治安は決して良くはないといいます. もう一つは,トランプ政権下であること. ナショナリズムが高まりつつある米国内に私のようなアジア人が入ってきては,(特にトランプ支持者からすれば)決して快い気持ちではないでしょう. 最後の一つは,英語の問題. 私の英語力は,高くはありません. これまでは誤魔化しながら凌いでこれましたが,今回の訪問地はガチガチのネイティブ国であり,超大国であるUSA. おそらく彼らは,私がアジア人だからといって,私が聞き取りやすい英語を喋るわけではないでしょう. USAという国においては,英語を喋れない者は相手にされない,そんな雰囲気が漂っているように感じられるのです. さて,USAに行くには心構えも必要ですが,準備する手間も,他の国よりも多いのです. まず,ESTAに申請しないといけません. また,空港ではチェックインにかなり手間取らされました. 通常の場合は,eチケットのバーコードを読み込んで済んでしまうのですが,今回は滞在するホテルの住所や名前までも入力させられました. もうこの時点で,USA行きを後悔したほどです...笑 向こうの空港に到着してからも,入国審査で指紋をスキャンされます. どれだけ私たちのことを信用していないんだか.... しかも,指紋のスキャンには時間がかかるので,入国審査官の前で,長蛇の列を作ってみんな並ぶわけです. そんなんで,飛行機を降りてから自分の預け荷物を受け取るまでに,1時間は悠にかかりました. 入国する前にすでにこの国が嫌いになりました...笑 到着した空港は,ワシントンダレス空港...

筑波山で初日の出登山

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明けましておめでとうございます! 2019年元旦,両親とともに,筑波山で初日の出を拝んできました. 筑波山は関東でいちばん早く初日の出を拝めることで知られています. また,麓から山頂へケーブルカーやロープウェーが延びており,ハイカー以外の客も気軽に足を運べる山です. そのため,山頂では相当混雑することが予想されていましたが,実際行ってみるとびっくり! 想像以上の大混雑でした. ご来光前の女体山の山頂付近は,あまりの人集り故に,文字通り,押し出されるようにして退散. 結局,女体山頂から東側(白雲橋コース側)に少し下ったところで初日の出を見ました. 鹿島灘から徐々に昇る太陽と,その光を受けて真っ赤に染まる霞ヶ浦が幻想的でした. 男体山頂からは関東平野の向こうに見事な富士山が望め,これまた満足. 下山時には大勢の観光客も居なくなり,ご来光時の山頂とはうって変わって静かな山を満喫できました. 下山後は那珂湊に立ち寄り,海鮮丼と名物の鮟鱇鍋を食しました. とても美味しく,お腹も満足でした. 2019年も,良いスタートが切れました! 今年も元気よくいきましょう! (以下,山行ログと写真を載せました.是非ご覧ください.) 筑波山市営第3駐車場に車を駐車し,スタートする ヘッドライトを灯し,白雲橋コースを登る 女体山頂から東側に下ったところで待機する 太陽が顔を出した 初日の出と真っ赤に染まる霞ヶ浦 初日の出その1 初日の出その2 初日の出その3 世界が明るくなる 女体山頂はすごい人集り 女体山頂からの初日の出 筑波神社女体山御本殿で初詣 男体山頂から見た筑波のまち 筑波のまちが広がる向こうには富士山が見える 富士山をアップで 男体山頂から見た女体山 下山後に麓から見た筑波山 那珂湊で食した海鮮丼と鮟鱇鍋